2005-12-04 Sun


タイプライターなぞという、複雑な機械(なんと言ってもキーを一つ一つ描くのがたいへん!!…でも、去年は去年で古い足踏みミシンがモチーフでした。なんていじわるな先生なんでしょう?!)だったもので、「むずかしいかなぁ~??」と心配していたのですが、これがどうして、機械や布の模様など複雑で細かい物の方が描き所満載でして、今回もみんな上手に形を描いていました(逆にシンプルな形やつるんとした物の方が難しいんです)。 「先生…これさわってもいい?」 ず~っと気になっていたのでしょう、帰り支度をしながら5年生二人組がきいてきました。 「さわってもいいけどモチーフだから動かしちゃだめだよ…?」 カシャッ。カシャッ。カシャッ。ガシャン!! 「あっっ!動いちゃった…」 そう、相手はタイプライター。キーを打つと紙のホルダー(?)が横にスライドするしくみになっています… 「ありゃ、どうしよう…どうすればいいの~??」 とメチャメチャにキーを叩くFちゃんとSちゃん 古いタイプなので印字は無理なハズだったんですが、そのうちの一打が思いもかけずヒット、 「あっっ!!字が出た~!!!」(どうも強く打つと印刷されるらしい…) 問題の紙のホルダーの戻し方もわかり、後は何かに取り憑かれたようにタイプを叩きまくる二人。 帰る時間も忘れ、 「気持ちい~!」(??) とキーを叩く音を楽しんでいました(オイオイ…)。 二人が帰った後、タイプの紙には… 『SORA WO TOBITAI』 そうか、そうか。 今日はなが~い日記でした。来週の完成が楽しみです。