2015-02-26 Thu

明日からまたお天気がくずれる…らしいので、お洗濯♪
…って、洗濯したはずなのになんだか汚いこの服たち…

実は、コレ、子供達が作業した後の油絵の作業着なんですね(^^;)
使用後に毎回洗濯しているのですが、ご覧の通り、
「油絵の具の汚れ、洗濯しても落ちない!!!!」
のです(^^;)

毎年この時期、アリスの子供教室では『油絵』制作をしています。
2月は『こども絵画教室』が、
3月は『こども美術教室』が、それぞれ『油絵の具』を使って絵を一枚制作します。
…というわけで、
大事なお洋服が↑上画像のシャツのようになったら困る〜(>_<)
っていう子は、この記事、よく読んでくださいね(^^;)
※画像はつい先日完成した作品です(^_^)

「いろんな画材や素材を体験してみよう♪」
ということで、毎年カリキュラムに取り入れているこの『油絵』ですが、
一般には、『ゴッホ』や『ピカソ』といった名画の大家の作品で使われている(高級な??)画材として広く認知されていることと思います。
様々な技法があり、その表現も豊かな画材ですが、(油絵の具を扱ったことがある方はご存じかと思いますが)大人でも扱いが面倒な(^^;)画材の一つでもあります。

その理由のひとつが…↑コレ。
この(ガサガサで)絵の具で汚れた手、これ、先ほどの洗濯した(はずの)シャツを触ったらこうなりました(^^;)
そう…
「油絵の具はなかなか乾かない!!!!」
のです(-_-)
1週間、2週間…いつまでも乾かずに、ベトベトしているのです。
つまりは…
●油絵の具が服に着く→お迎えの車に乗る→(絵の具が乾いていないので)車のシートに油絵の具が伝染…
もしくは…
●油絵の具が服に着く→お迎えのお母さんに抱きつく→お母さんの服にも絵の具が伝染…
という、二次災害、三次災害にもなりかねないのですね。

…と、油絵の具のネガティブキャンペーンのようになってきてしまいましたが(^^;)
大事なお洋服を汚さないようにするにはどうするか??
ズバリ、
「お着替えを持って来てくださいm(_ _)m」
よく、
「これ、汚れてもいい服だから…」
と言って、ちょっぴり丈の小さくなったお洋服を着てきてくれる子もいるのですが、
前述のように、乾かずに伝染していく油絵の具…
たとえ『汚れてもいい服』でも、その上からジャンパーなどを着てしまったら(車のシートに座ってしまったら)…
元の木阿弥です(-_-)
「大丈夫!私、汚さないから♪」
という子もいますが、
作業に夢中になっていると、大人の私達ですら、思わぬ所に絵の具が付いてしまったりするもの。
子供ならなおさらです。
おまけに、自分は汚さないように作業をしていても、思わぬアクシデントで、お隣で作業している子の絵筆が「ベチャッ!!」なんてことにもなりかねません。
なので、作業着として適している格好は…カリキュラム等でも汚れてもいい服を着てきた上で、膝丈の長袖スモックスモックのご用意をお願いしていますが、
●スモック(エプロンはNG、袖が特によく汚れます。そではゆったりしている物よりもタイトなものがベスト!!)
●お母さん(お父さん)の着なくなったカットソー・シャツなど(なるべく袖がタイトなもの)
●「もう捨てちゃいます」という服(お着替え持参で)
そして汚れた服はその場で脱いで帰れるような格好が一番良いと思います。
ちなみに、上の画像はK先生の作業着(^^;)
美術の大学では、こういった作業着を着て制作している人が多く、大学生協などでもこれを販売してたりします。
私も油絵専攻だったので、こういう作業着を着て、思いっきり汚しながら制作していました(^^;)
〜今日のまとめ〜
其の一、油絵の具の汚れ、洗濯しても落ちない!!!!
其の二、油絵の具はなかなか乾かない!!!!(いつまでもベトベトしてる)
其の三、用心していても思わぬ所に絵の具が付いてしまったりする
其の四、油絵の具の際は重装備で取りかかるべし(できればお着替え持参)