2010-11-02 Tue

…やっと長い長い眠りから覚めました
今回のはかなり長い三日坊主だった(^^;)
今回のこども美術教室、『モノを作るよろこび』に触れられたようなカリキュラムで、何か感じるものがたくさんありました。
『寄木細工』
王道…といっちゃあ王道の工作(工芸か??) ですが、
(木を)切る、削る、組み上げる、磨く…
ものを作る上での大切な要素が満載。
小さい子は積み木感覚で、
大きい子は木の色味の違いを意識して、模様を考えながら…
皆、黙々と集中して作っておりました(^^)
上の画像はKくん、一心に研磨しています。
見よ!!この素早い手の動き(^_^;)
作品も、途中、ものすごい大きさになっていて…
『寄木細工』の枠を飛び越えた(??)かっこいい作品を作っていました。

この工作のキモは、なんと言っても研磨。
(こんなこと書くと工芸系の方にあきれられそうですが^_^;)
始めは荒目の棒やすりなどを使い形を削り、そのヤスリの目をだんだんと細かくしていって磨いていきました。
学生時代工芸を専攻していたN先生、水曜日クラスはN先生の『研磨のしくみ(?)コツ(?)』の説明を受けてから磨き始めました。
しくみやコツがわかると面白い。
子どもたち、飽きてしまうかと思いきや、1時間半、みっちり磨いておりました…スゴイ\(◎o◎)/!
高学年のT君は『研磨』の魅力にはまったようで…
(実際、彼が磨き上げた木はツルツルですべすべのツヤツヤ♪)
なんと3週に渡って磨き続けていましたが、
「もっと完璧にしたい♪」
と、まだまだ制作続行を志願\(◎o◎)/!
「家でも続きをやりたい…」
と、紙ヤスリを何番か持って帰りました(エライ!!)
彼は磨き続けているうちに
『磨けば光る』
ということに気がついたようです。
これぞ、ものを作ることの醍醐味!!
…といったところでしょうか。