2006-06-25 Sun
「ウチのって、頭に毛が4~5本しかないもんね!」
…オバQは3本だっけ??
子供達も高学年になってくると、子供達との付き合いの長さと同じく、お道具とも長い付き合いになってきます。
Yちゃん(6年生)は4歳の頃からお教室に来ているので、その道具もかなり年季が入ってきていていい感じです。あまりにも『いい感じに』古くなってきたので、折を見て道具も新調していたのですが………
今日見たら、『頭に毛が5本』のオバQ筆を使って塗っているではないか!!
「Yちゃん、新しい筆持っていたよね~?そっちを使おう」
「うん、あるけどさ~」
(じゃあ、何故に使わない??)
どうも、新品なだけにもったいない(汚れていってしまうのが惜しい)という気持ちと、長いこと使っていた道具に対する愛着のようなものが混じってのことだったようです…
Yちゃんのカワイイ気持ちもわかりますが、やっぱり子供の使う道具はある程度消耗品に近い感覚だと思います。
大きくなってくると意識して道具を扱うことが出来ますが(小さい子が道具を乱暴に扱っているという意味ではありませんが)道具に慣れ親しんで、その使い方から学んでいっている段階の子供達では、やはり道具の傷みも激しい。
消耗品、と書くと大げさでもったいない感じもしますが、かといって、安価でも粗悪な道具は勧められない… 長いこと使えて丈夫、それでいて細かい作業にも使える物………『ワイルドさとしなやかさを兼ね備えた』…とでも言うんでしょうか。そんなパーフェクトな子供向け画材があれば~
道具選び(特に筆)はいつも悩むところです。
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